Back to Blog

私はなぜスペイン語が理解できるようになり、なぜ今フランス語会話を勉強しているのか?

Jul 19, 2021
英語は
ネイティブ同士の会話でも映画でも理解できる状態になって、長いのですけど、
15年ぐらい前に、スペイン語も理解できるようになりました。6か月間、エルサルバドル人の家族の家で下宿していたら、ある日、あれっ、言ってることが分かるぞ!となりました。
 
あり得ないと思われるかもしれませんが、スペイン語も簡単な語彙はスペイン語特有なので覚える必要があるのですが、
 
難しい語彙は英語と同じなのです。
 
だから、簡単な語彙が分かるようになると、後は英語と同じで理解できてしまうという、、コスパ感が半端ない。
 
嘘でしょ?
 
語彙が似てるって言っても、例えば、ExampleとEjemplo(両方とも「例」)で全く同じではないじゃないですか?
 
とおっしゃるかもしれません。確かに自分が言えとなると、exampleじゃなくてEjemploを覚えていないといけません。
 
でも、聞いて理解するぶんには、なんとなく分かるのです。以下の文は勝手にネット上のスペイン語新聞からもってきたものです。
 
La justicia desestima las denuncias presentadas por Fuerza Popular.
 
英語の難しめの単語が続出です。
 
フランス語は大学時代に3年間も勉強したのに、できませんでした。でも、フランス語を字で眺めますと、え?これスペイン語?フランス語?と数秒考えないといけないぐらい似ています。
 
理論的には、スペイン語が分かれば、フランス語も分かるようになるはずだと確信。
ところが、会話を聞いても良く分からないので、去年、オンライン会話で少し頑張ってみました。
 
すると、なんと、先生と1対1ならば、80%ぐらい理解できるような気がするところまで来たのですが、
クラブハウスでネイティブ同士が話しているフランス語を聞くと、決まり文句以外さっぱり分かりません。
 
しばらく忙しかったのですけど、あるオンライン会話サイトで、フランス語会話を、毎日してみることにしました。
 
継続が大切だと言いますが、とにかく1週間分予約してしまうので、無理やりにでも継続できます。
 
フランス人の先生が、なぜか30分、5ドルで(600円ぐらい)、価格が安めなので、彼にお願いしており、さらに、
まさか、他の先生でも理解できるかなと思って、カメルーンの先生にも30分5ドルなので、レッスンをとってみました。
 
普通の日本人は、まずは読めてから会話にという順番が多いのですが、フランス語においては、まず会話のほうが、楽だと思います。なぜかというと音にすると、文法がシンプルだからです。
 
字でみると複雑に見える動詞の活用も、音にすると、シンプルになるんです。スペルが違うのに、読み方が同じなことが多くて。
 
ただ、ここにきて、大問題にぶつかりました。名詞ごとに、性別がありまして、これをこれまで覚えて来なかったので、全部、覚えなおさないといけません。
 
スペイン語だと、名詞の語尾がAだと女性、Oだと男性なことが普通なので、暗記をする必要がそれほどないんですが、フランス語だと、暗記しないといけないみたいです。
英語、スペイン語、フランス語とやりますと、ヨーロッパ言語に共通する枠組みみたいなものが見えてきて、英語を話すのが楽になると思いますので、英語を勉強している人にも第2言語に挑戦すると良いことがたくさんあると思います。
 
でも、根本的にまずヨーロッパ言語の音の聞き取り自体ができていないと、無理なので、音の聞き取り自体ができるようになる必要があります。
 
そのためには声を深いところから出すこと、それからシラブルを確認しながら勉強することが大切です。
 
語学学習にはシラブルが大切だと言っても、本当に人に通じません。
「へ~」で終了。
「そうなんですね~」で終わり。
 
自分が語学ができるのは、ただ単に
私の母語である広島弁のシラブル構造と英語などの外国語のシラブル構造が似ている
からです。
 
ロシア語とか、1秒も勉強したことがありませんが、音としての聞き取り自体はできます。例えばロシア人が何か言ったとき、意味は分かりませんが、音としてはこう言ったというのは分かる。
 
これもただ単にロシア語のシラブル構造と広島弁のシラブル構造が似ているから分かるのだと思います。
 
日本人はまず広島弁を少し練習してから外国語を始めればいいのにと思います。
例えばですけど、DEERとかEARは1シラブルの言葉なんですけど、
関東地方の言葉でいうと、かなり練習しないと1シラブルで言えるようになりません。ディ/アーと言う具合に2シラブルになってしまいます。
 
でも広島弁話者であれば、普通にDEERだとディーみたいに言えます。
 
大学受験の時に、英単語のアクセント位置問題というのがありましたが、広島弁話者として楽な通りに読めば正解なので、楽勝でした(長くなるので一番分かりやすい理由を書くと、英語も広島弁も、音程が落ちていく感じなのです)。
 
ちなみに、名前の抑揚は広島弁と英語で同じなんです。
ひろこ
あきら
たかし
など。
 

まだのかたは、ぜひ本サイトにご登録ください。

いつでも解約できますので、お気軽にどうぞ。