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日本人が誤解しやすい表現 I would

Jul 03, 2022

 

先日、英語の勘4(キンドル本)を出版できたと言いましたが、英語の勘1のペーパーバック版も出版できました。いわゆる紙版です。本屋で普通に売っている本に比べるとチープな作りになっているのかもしれませんが、私自身は、実際の本を明日、郵便で受け取る予定です。

ところで、日本人が誤解しやすい表現にI would があります。

例えば私がボスと話していて、ボスが

I would talk to HR

と言ったとします。これを日本人は、ボスがHR(人事課)に話してくれるのだなと勘違いします。

実際は、ボスは、「僕が君だったら、そうするよ」と言っているわけです。

今日、本当にこの誤解を目撃しました。私は、最近、サイドで、法律関連の通訳をしています。ある日本人のクライアントが、弁護士さんから来たテキストを見せてくれました。そこには、

I would call Mr. Smith

とありました。そして、1時間後に、弁護士さんに電話したら、

え?1時間も前に電話をしてと言ったのに、まだスミスさんに電話してないの?と言われました。

つまり弁護士さんは、「私だったら、スミスさんに電話するよ」、つまり、あなたが電話しなさい、、という意図だったのです。

ただ、このことは私も気が付いたので、相談を受けたときに説明しました。

その後で、私は、妻や妻の両親(アメリカ人)に聞いてみました。このI wouldというのはアメリカ人は間違わないのか?と。

絶対間違わないそうです。I would call Mr. SmithはIf I were you, I would call Mr. Smithという意味だそうです。

皆、そういう意味だと知っているから間違わないのだと言われました。

面白いと思ったのでシェアしてみました。

それでは英語の勘シリーズ、よろしくお願いします。

 

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